年末〜最近やったフリゲ感想

 

今年はクリアしたフリーゲームは短い文でもちゃんと感想を書こうかな?と思った1月某日。
今まではフリゲの感想は大体ツイッターに垂れ流しだったり、そもそも自分の心の内にしまったままだったりしていたのですが、折角ブログもあることだし、きちんとアウトプットしていこうかなと。
個人的に他の方のレビューや感想はクリア後にゲームの余韻に浸ったり、ゲームが終わった寂しさを紛らわしたりするために読んでいることが多いので、そうしたい人向けの記事にしていけたら、こう、素敵かもしれないですね。

ゆえにレビューというよりも思ったことをだらだらと垂れ流しているだけの感想になります。
あと、ネタバレを含む感想もあるので未プレイの方はご注意ください。

1000文字勇者/終わり逝く星のクドリャフカ/Pygmalion/ オミクジの町2017/ラハと百年魔法石(※)
(※はネタバレを含みます)

 

 【1000文字勇者】
1000文字読むと爆発する勇者を操作して魔王討伐まで頑張るゲーム。
こんなにプレイ中にスクショを撮りまくったのに、こんなに他の人にはネタバレを見ずに初見で遊んで欲しいと思ったのはネタ系のゲームでは久々でした。
最適解で効率良く動こうとするよりも、色んなNPCに話しかけて、「ちくしょうこの野郎!」と騙されながら爆発していく方が絶対に楽しい。初見殺しだらけで終始笑いまくってました。

 

【終わり逝く星のクドリャフカ
フリゲ展夏で気になりつつも、ようやくプレイできました。もっと早くプレイしておけば良かった……!
戦闘毎にリセットされるAP制の戦闘が楽しいです。戦闘開始直後に敵も味方もよーいドンでチャージ!チャージ!となる序盤も、APフライング装備品を駆使した戦略を考える中盤以降も、程よい緊張感で終始楽しく遊ぶことが出来ました。

滅びた世界+その中で足掻いて生きる人たちというのが、近未来の世界観も相まってかなりグっときます。拠点がシェルターというのも良いですよね……好き……。
オズマくんちゃんの葛藤も、それを支えるカミオカさんの優しさも、本当の親子のようなコンビで素敵でした。(あと、カミオカさんはちょくちょく親馬鹿入るのがこれまた良いですね。)

最初のダンジョンの雑魚敵のサイレンラット3体はどう戦うのが最適解だったのかなー。2ターンかけて全力で殴って2体倒す→防御で自爆受ける だと耐性マント使ってもカミオカさんが50近く食らっていたので微妙に違うような……!
……とここまで書いたところでAP+1フライング装備が付近で手に入ったのを思い出しました。(サイレンラット初遭遇の前に取れた?)

 

Pygmalion
ある少年少女の短編ノベルゲーム。ふりーむ新着一覧で見かけたサムネイルに惹かれてDL。
初周でもプレイ時間15分程度の短い作品ですが、ベタ惚れ同士のリデルちゃんとフリートくん二人のやり取りに終始にやにやしてました。堂々とした両想いって素晴らしく可愛くて癒されます。
1周目でハッピーな方のEDになりましたが、もう一つのEDもひとつの愛の形のようでこれはこれで素敵だと思いました。
こう、偶然出会ったフリゲに予想以上の満足感を貰うことは良いものですね。ごちそうさまでした。

 

【オミクジの町2017】
巫女さんかわいい。神と巫女のゲームセレクトは始まりますか?
おみくじを開くピクチャこれどうなってるんだ……とおみくじ引くたびに画面をガン見してました。

おみくじ結果、最初は微妙吉だったのですがツイッター連携に失敗してしまったので二枚目引いたら凶でした。
そしてラッキーアイテムは赤いフリゲだそうな。 そういえば、三つ子なんとかとふしぎの森ってフリーゲームが、あるらしいですね!(露骨)

 

【ラハと百年魔法石】 ※ネタバレ含みます
ラハシリーズ3部作目であり完結編。
個人的にラハシリーズで最大の魅力であると感じている「世界観や設定に対する後味の良さ」は今作も健在であり、EDを迎えての清々しさはシリーズを通してプレイして良かったと思えるものでした。
シリーズものはプレイを重ねるうちに作品に愛着が湧いてどんどん贔屓目になってしまうのですが、それを差し引いても良い完結編でした。
作者さんのブログで「ラハとサリィを幸せにしてから」と書いてあったのであまり心配はしていなかったのですが、メリバに転がらなくて良かったです。ED後のラハは年齢を重ねれば年相応の見た目になるのかな?

断章「サリィ」を終えると主要人物たちへの見方が一気に変わります。
どの人物に対しても感慨深いものがありましたが、一番大きかったのはヤクル先生かもしれません。突然知らない場所に迷い込んだ時に、知り合いを見つけたときのアレです。
ミーシェは何か裏がありそうで、意外と何も無かった普通に素直で良い女の子でした。境遇の割によくできた子なので、それほど魔法生となってからの2年間が17年間を覆すほど色濃かったものということなのでしょうが、二つの魔法の話以外ももう少し詳しく知りたかったかもしれません……!
多分、断章以降のミーシェがフーバルトよりもサリィ寄りになっているため、その大きな2年間を実感し難かったのかもしれません。あくまで個人的にですが。(サブイベントの拾い忘れがあったらごめんなさい。。)

キャラ、シナリオ寄りの感想になりましたがシステム面も過去2作とはまた違う試みが多く飽きずに楽しめました。
長い長い旅を終えたサリィをはじめとするラハシリーズの登場人物にはもちろん、作者さんにもお疲れ様でしたと言いたいです。素敵な作品をありがとうございました。